留学について 幼子を抱える妻の視点 ~ブリスベン編~

2018-03-16

初めまして、今回は帯同家族として同行している立場から、これまで住んだ地域(ブリスベンとオークランド)について経験したり見聞きした事とともにピンポイントな情報ですが書きたいと思います。

今回はオーストラリア(ブリスベン)についてです。

日本人コミュニティについて

オーストラリア第3の都市なので、あまり日本人コミュニティの規模も大きくなく、中心街に駐在の方々が少しと、永住者の方々はブリスベン南部に日本人が多く住んでいる印象です。

未就学児の遊び場~小学校

日本の保育園的な所はデイケアと呼ばれ、慢性的に不足しているのでウェイティングリストに登録して空きを待つのが通常のようです。 費用も日本より高額ですが、永住権がある場合は3歳になると、政府からの補助が出て週20時間程はカバーされます。 プレイグループと呼ばれる曜日限定の児童館のようなところは、日本人だけのグループは主にブリスベン南部に多く、ローカルのものは曜日も様々にあるので近所のものをインターネットで検索すると簡単に見つけることができます。教会や学校の体育館等で行われている事が多く、大体一回2ドル位の参加費です。進行役のスタッフが絵本の読み聞かせや手遊び歌等をしてくれ、クラフトのコーナーや大きいおもちゃで遊ぶ事ができます。
また、図書館では手遊び歌のクラスや読み聞かせを無料で毎週行っていて、特に州立図書館 (http://www.slq.qld.gov.au/ )では頻度も高く広いので人気がありました。日本の図書館のように静かな空間というよりは、その時間は歌が聞こえたり子供が騒いだりしても誰も気にしていないといった様子で面白いです。     ブリスベン南部のタラギンディというエリアには日本語と英語半々で授業を行う公立の小学校(https://wellhillss.eq.edu.au/Pages/default.aspx )があり、そこに通わせるために学区内に引っ越すブームが起こっていました。その学区内の家賃は高騰し、家探しは本当に大変になっているようでした。特に両親のどちらかが日本人の場合、日本語をキープさせたい日本人親のほうの強い希望があるようです。
ゴールドコースト(ブリスベンから車で1時間程)にも日本人が多く住んでいる為か、日本語補習校はゴールドコーストにあり、ブリスベン在住の子供も通っていました。

医療

イギリスのシステムと似ていて、まずは怪我でも体調不良でも予防接種でも家庭医(かかりつけとして事前登録しておく)に予約をとって診てもらい、そこから必要と判断されれば専門医や、検査などにすすみ治療を受ける流れです。 ブリスベンには現在家庭医として登録できる日本人医師が2人、市内中心部に居るのでありがたかったです。日本人歯科医もいます。日本語の情報誌で知りましたが、現地で知り合った人たちは、多くが家庭医として登録して頼りにしているようでした。 特に子供の予防接種は、日本でのシステムも知っていてくれるので相談しやすく助かりました。
これは日本国外ではどこも似た状況だと思いますが、乳幼児連れの場合、予防接種のスケジュールや種類が日本とは違っているのが私は心配でした。 特に日本脳炎とBCGは、とても高額だったり、機関が限られていたり、ワクチンを常備しておらず取り寄せになったりするので、接種してからか一時帰国で接種して渡航するなど計画する必要があります。

公共交通機関

電車よりバスのほうが発達しています。 バスはバスウェイと呼ばれるバス専用の高速道路のようなものが整備されていて、渋滞もなく本数も多いので便利です。 車内は必ずベビーカーや車椅子がそのまま乗れるスペースがあるのでたたむ必要もなく、乗り口でスロープが出てきてそのまま乗り降りできます。乗降時は必ずといっていいほど他の乗客や、ドライバーが手を貸してくれます。皆それが当然という空気なので、都内のように肩身の狭い気分にならない所がとても居心地が良かったです。

日本食、日本のもの

豪州内でチェーン展開しているフジマートが1番規模の大きい日本食材店です。価格は感覚としては2.5倍位ですが、ほぼ何でも手に入ります。 元気マートという日本人経営の店もあります。フジマートより規模は小さいですが、意外とマニアックなものが置いてあったりして面白かったです。 あとは韓国人、中国人が経営しているアジア食材を幅広く扱う店でも、米、調味料等の一般的なものは手に入ります。納豆なんかもよく見かけます。    百円均一のダイソーの店舗が多くあります。市内中心部の他には大きいショッピングモールに入っている事が多く、値段は1つ2.5ドルなので割高ですが、品揃えは日本とほぼ変わらない位なのでとても助かります。
日本人以外にも人気があり、店にいる時に日本人と分かるとこれは何に使う道具なんだ?と質問されたりもします。

一年住んで

小さい子供を連れて引っ越したので、住んでいる間に色々なエリアを見て回ることはあまり出来ませんでした。 でも中心街はコンパクトで、公園や緑も多く、のんびり過ごすにはとてもいい所だと思います。何より気候が温暖で、真冬も日中は20度位になるので外に出ようという気分になります。中心地から車で一時間もいくと自然が豊かな海も山もあり、フェリーで近隣の島に日帰りで行く事もできます。 中心部以外は車社会なので、車があったほうが便利です。

卒業年度:2007年
留学前勤務:イムス葛飾ハートセンター
現在勤務地:Auckland City Hospital(ニュージーランド)
所属:Senior Registrar

2016年からブリスベン、2017年からニュージーランドで研修を行っています。これから留学を考えている方の参考になればうれしいです。
質問などあればseiri45@yahoo.co.jpまでどうぞ。

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