七転び八起記 5日目 ~對馬海峡 シカゴ一本釣り~

2018-05-07

改めまして、みなさん初めまして。先日から絵日記を投稿させていただいている對馬です。今日は少しばかり詳細に僕自身のこと、今回の留学のこと、僕がこのブログに記事を投稿するに至った経緯などについて書かせていただきたいと思います。

 

まず僕に関してですが、僕は(まだ決めてはいないつもりですが)将来は心臓外科医として働きたいと考えている東京大学医学部医学科の6年生であり、今回の留学は大学の病院実習の一環として実現いたしました。東京大学には毎年20~30人程度の5(6)年生がアメリカやオーストラリア、ドイツ、イギリス、台湾など各国の病院で実習を行うというプログラムがあります。人気のプログラムのため、簡単な学内選考を経て大学から推薦を得て留学が実現するのですが、正直成績に自信のない僕としてはどこかの推薦がもらえたらラッキー、くらいの軽い気持ちで申し込んだだけでした。そうしたら何の巡り合わせかシカゴ大学での実習生として推薦されたという次第です。さらにシカゴ大学に限らずどの大学も推薦はもらったものの実際に申し込んでみたら実習を拒否された、などということもよくあると聞いていたので、以前より仲良くしていただいていた東京大学の心臓外科医局所属の縄田先生に、こちらにいらっしゃる太田先生にご連絡していただき、そのお力もお借りして何とか留学が実現できました。長ったらしい文章で何が言いたかったかといいますと、かなり幸運に恵まれてシカゴ大学で実習させていただいているんだなあと、この機会をくださったみなさんに対する感謝を伝えたかったわけであります。そして僕は幸せ者だなあという自慢がしたかったわけであります。

 

さてそうして実現した留学ですが、昨年まで留学されていた先輩方のお話によりますと具体的な実習内容というのはこちらのInternshipがするような内容(回診前の問診&上級医へのSOAP報告、外来予診をとりカルテを記載、手術に助手として参加し皮膚縫合を行う、など)ということでしたので、正直かなりビビりながらも(英語に自信がありません)楽しみにしておりました。ところが、実際に来てみるとInternshipではなくObservershipとしての実習になってしまっており、患者さんと直接コンタクトを取るような実習は行えないということになっておりました。そういう経緯もあり、今回の実習では①論文を書くこと②毎日絵日記を描くこと③会社を設立すること、という三つの課題を太田先生、北原先生からいただきました。

①の論文というのは、Heart Mate IIのカヌラとボディの成す角に関するもので、僕自身、論文というものを書いた経験が無かったので大変良い機会になるだろうと思います。

②の絵日記というのは、毎日の学生実習や生活の様子をブログで伝えるために行っています(?)。平日と土曜日は絵日記で日々の様子を伝え、日曜日にまとめて詳細を記事にする、というものになります。留学支援がこのブログの一つの目的であると思うので、僕の毎日の記録が次に留学される学生のみなさんの参考になれば幸いです(?)。(この企画の主旨がよくわかっていません笑)

③の会社設立というのは、太田先生と北原先生が将来的に留学支援や医師のキャリアコンサルを目的とした団体の設立を考えていらっしゃるとのことで、それを実現する上で最もベストな形を模索するといったものです。(こちらも企画の主旨を理解しきれていません笑)

ということで、未だ理解しきれていない部分も多々ありながら実習をしている最中であります。(患者さんと直接コンタクトできないというお話でしたが太田先生、北原先生のご厚意で普通に手術野やベッドサイドでの手技等に参加させていただいております。ありがたい限りです。)

 

といったところで、さっそく今週の絵日記の詳細について書いていきたいと思います。

0日目

絵日記はありませんが、一応実習の初日(5月1日)でしたので。この日は胸部外科学会の開催日とのことで太田先生も北原先生もご不在で、秘書のアーロンさんに病院を案内していただいて午前10時には解散でした。。

1日目(http://jaycs.jp/blog/?p=3437)

太田先生、北原先生とお会いするのは初めてでしたので、緊張しながらシカゴ大学の心臓外科医局にお伺いしたところ、お二方ともとても気さくな方々でしたので、ホッとしました。この日にこの実習でのミッションが決まりました。WARRIORSというのは僕が所属していた東京大学の全学共通アメリカンフットボール部の名前です。北原先生MGRの河〇さんがお好みのようでした。

2日目(http://jaycs.jp/blog/?p=3448)

この日は北原先生に連れられて、ダヴィンチによるCABGを見学しに行きました。日本での病院実習でダヴィンチを観る機会は皆無でしたのでとても新鮮でした。しかもダヴィンチだけで何年もオペをしているDr.バルキーの神業を垣間見たときは少し震えました。

3日目(http://jaycs.jp/blog/?p=3458)

この日は北原先生と太田先生のオペに入らせていただきました。太田先生がいらっしゃる前に北原先生ともう一方、いいお年の白人のおっちゃんが二人で術野の準備をされていたので、社会人を経て遅めに医学部に入学した人かな?と思って観てたらPA(Physician Assistant)の方だったそうでした。僕にも少し手伝わせてくれて優しいおっちゃんでした。絵は手術が15時くらいに終わって歩いていた帰り道で見つけたきれいな民家です。シカゴで初めて術野に入った日の帰りということもあってか、とてもきれいに見えました。僕自身が特別何か頑張ったわけではありませんが。

4日目(http://jaycs.jp/blog/?p=3497)

土曜日ですので実習は無く、シカゴ観光をしました。ミレニアムパークを散策してクラウドゲートやリンカーン像の写真を撮りました。またAirbnbで取った部屋の宿主と途中から合流してシカゴ美術館を回り、眺めのよいバーでお酒を一杯飲みました。絵はクラウドゲートに映る美術館に飾られていた絵と一杯のウイスキー、バーから見えた灯台のつもりです。芸術のセンスが無いのはわかっていましたが、さすがに立体感とか無さ過ぎですね。。ちなみにこの日からなるべく一つの絵にその日にあったすべてのことを描き込もうと意識し始めました。クラウドゲートにその日あったすべてのことを映そうと思って描きました。

5日目(今日)

今日は家で国試の勉強してました。つまんなくてすみません。あとこの記事書くのに結構時間かかりました笑。今週は実習が始まった週ということもあり、のんびり過ごしていましたが、来週からもう少しできることの範囲を広げていきたいと考えています。ちなみにシリーズの題名の「七転び八起記」には初めての留学経験で、伝わらない英語などで四苦八苦しながらもめげずに学ぶ姿勢を貫いていきたい、その記録を残して最後に見返したときに悔いない実習だったと胸張って言えるようにしたい、という気持ちを込めています。

 

こんな感じで残り三週間よろしくお願いします!

卒業年度:2008年
現在勤務地:旭川医科大学
所属:心臓外科

2018年の8月にシカゴ大学の心臓外科フェローを終えました。質問などあれば気軽に連絡ください。

メール:kitaharahiroto@yahoo.com

face bookアカウント:北原大翔~モテたい心臓外科医、米国へ渡る~

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