ニュージーランドで看護師として働く ~病棟の看護師さんの視点⑦~

2019-02-08

以下、病棟で働いている看護師さん(淺川真由美さん)に書いて頂いた文章です。他にも興味があることがあればmayuminasakawa@gmail.comにメールを送ってみて下さい。

ニュージーランドでは、マスクをする習慣がありません。日本では、病院で働いている時も、インフルエンザや花粉の季節に外を歩く時にも、日常的にマスクをしますが、ニュージーランドでマスクをしていると、とても嫌な顔をされます。

私がニュージーランドで働き始めた頃、病棟の中で医療従事者が誰一人としてマスクをしていないことに違和感を覚えました。

飛沫感染予防策の必要な患者さんの部屋に入る時や、手術や何か処置をする時以外、マスクをしないのです。

話す時にマスクをしているのは失礼だと思われることもあります。どこに潜んでいるかわからない菌から自分を守るため、という理由は通用しないようです。

風邪の治りかけで、まだ少し咳が出るから、他の人にうつさないようにしよう、と思いマスクをしていた時には、同僚に「なんでマスクしてるの?大丈夫?体調悪いなら仕事休んで」と勤務中言われ続け、患者さんや家族には「あなたに風邪をうつされたら大変だから、受け持ち看護師を代えてくれ」と言われてしまいました。

それ以来マスクをしなくなったのですが、同様にマスクをしない同僚が風邪をひくと、風邪が病棟中に一気に広まってしまいます。もう少しマスク着用に対して寛容になって欲しいと思います。

卒業年度:2007年
留学前勤務:イムス葛飾ハートセンター
現在勤務地:Auckland City Hospital(ニュージーランド)
所属:Senior Registrar

2016年からブリスベン、2017年からニュージーランドで研修を行っています。これから留学を考えている方の参考になればうれしいです。
質問などあればseiri45@yahoo.co.jpまでどうぞ。

コメントはまだありません

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です