2012-2016年 代表世話人挨拶

若手心臓血管外科医の会 元代表世話人
聖路加国際病院 心臓血管外科

伊藤 丈二


はじめに、若手心臓外科医の会(Japanese Association of Young Cardiac Surgeons 略称JAYCS)は2008年に発足して以降、卒後15年目までの「若手」を主な対象にして活動してまいりました。若手教育は最重要課題として認識され、日本心臓血管外科学会でも40歳未満を対象とした学会公式の「U-40」組織が発足しましたので、これを機会に既存の我々JAYCSの位置づけとその存在意義を明示致します。混同される方が多くいらっしゃいますので明言しますが、JAYCS≠U-40であり似て非なるものです。U-40は学会公式であり、JAYCSは学会とは独立した任意団体であります。

JAYCSのこれまで活動と今後の活動予定ですが、実地活動では「海外留学」「専門医」「若手のキャリアプラン」など独自でテーマを決め、主学会の会期中に研究会を開催してきました。その他国内外の研究会、学会セッションとコラボレーションし若手代表として意見を発信してきました。心臓血管外科サマースクールにも世話人が若手講師として参加しました。また、懇親会を企画し医局、大学、世代を超えた交流の場を提供してきました。

Web上では臨床留学、国内修練体験記、教科書レビュー、アンケート調査など行い若手にとっての有用な情報を公開し共有できる場を提供してきました。

今後は学会の公式組織ではなく、任意団体である性格を大いに生かし若手医師、指導医、さらには対象を医学生、企業に拡げた壁の無い多様性に富んだ活動を展開していきます。日本のみならずアジア含めた若手外科医のプラットフォームとなることがJAYCSのvisionであります。2013年末より会員ページを医師限定のsocial networking serviceであるMVC-onlineに移管しました。これにより従来の一方向から情報発信ではなく、会員間が双方向に直接的に情報交換、交流できる場を提供することができるようになりました。その他医工連携など業界問わず、魅力的なアイデアであれば随時受け入れて実現していきたい所存であります。

2014年1月22日